ベンリィCD125 1966
ホンダは125ccクラスだけでも10機種近いバリエーションモデルを市場に投入していた。中でもベンリィ・シリーズは、スポーツモデルのCB、スクランブラータイプのCL、そしてこのビジネスモデルのCDといった具合に、充実のラインナップを揃える主力シリーズ。もはやCDは実用車としてなくてはならない存在。それくらいユーザーからの高い信頼性を得ていた。混沌とするライバルメーカーの動向をよそに、明確な性格付けのもと、確固たる地位を築き上げていった原動力。
ベンリィCL125 1966
CB125をベースにしたスクランブラー仕様。定評のOHC2気筒エンジンには、中低速域での扱いやすさを求めてシングルキャブを装着。最高出力こそ15ps→13.5psへとパワーダウンされてあるものの、逆に最大トルクではCBを上回るスペックを発揮。十分にスクランブラーとしての条件を満たした内容に仕上がっている。
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