ATC200 / ATC185S 1981

ATC200 1981

 192ccの4サイクルシングルエンジンを搭載した、4サイクル版ATCシリーズの最大

排気量モデル。とはいえ、大柄な車体に25×12-9という極太タイヤを装着し、乾燥重量も

142kgと重かったことから、どちらかというと泥ねい地や砂地、牧草地をトコトコと走る

といった、実用的な用途に向いていたといえる。最高出力も13psと、排気量を考えれば低

めの設定だ。


ATC185S 1981

 ATC200とほぼ同じエンジンながら、こちらは排気量180cc。車名にSが付いている

のは、スポーツライディングを重視しているからだ。ATC200より15kg以上も軽量化さ

れたボディと、前後22×11-9という細身のタイヤで、たしかに走りは俊敏だった。最高出

力は200と同様の13ps。5速ミッションだが、ハンドクラッチではなく自動遠心クラッチ

を採用している。

風倶楽部

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