TLR200 / TLM50 1983

TLR200 1983

 トライアルマシンというマニア向けのカテゴリーを、一挙にポピュラーなものに育て上

げた名車。TL125の上級モデルとして開発され、194ccにスープアップされたエンジン

と乾燥重量90kgのコンパクトなボディで、このまま競技に出場しても十分に戦っていける

だけのポテンシャルを持つ。その手頃さと信頼性、デザインの魅力から、街乗りバイクと

しても大人気となった。


TLM50 1983

 大ヒットモデルとなったTLR200の雰囲気をそのまま受け継いでいる。軽量化が考慮

され、エンジンは空冷2サイクル単気筒を採用。4.2psのパワーはやや頼りないが、その

ぶん低速のトルクが充実しており、走りの面での不満はほとんど出なかった。125ccトラ

イアラー並みのフルサイズボディを持っていたため、トライアル入門用から街乗りまで使

える、守備範囲の広いバイクとして重宝がられた。

風倶楽部

バイク全般のヒストリーが中心となります。バイク好きの人たちが気軽に閲覧できるようにオープンな状態を保っていきたいと願っています。アメブロに掲載してきた記事が多くはなりますが、補足を加えていきます。

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