ドリームE型 1951
ホンダ初の4サイクルモデル。本田宗一郎氏のかねてからの念願だった4サイクルエンジンの第一歩は、当時の国産では珍しいOHV方式を採用。146ccで5.5psという高出力を発揮した。静かで力強いエンジンフィーリングに加え、重厚なイメージもウケて、予定していた生産台数を上まわる大量の注文を受注した。
ドリーム2E型 1952
E型の成功からわずか1年。より完成度を高めるべく登場したのがこのドリーム2E型。エンジンボアを57ccから60ccにアップ(146cc→159cc)したことで、軽自動2輪の枠を越え、ホンダ初の自動2輪車に。本田宗一郎氏は、当時まだ舗装が行き届いていなかった日本の道路事情を考慮して、リジットだったリアには、プラジャータイプのサスペンションを装着。乗り心地も大幅に向上した。
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