カブF型 1952

カブF型 1952

 自転車の補助エンジンとして開発されたF型エンジンは、この年の6月に発売されて以来、月産で6千台をはるかに越える爆発的ヒットとなった。エンジンからの突起物を極力減らすことで、当時としては斬新な段ボール箱によるコンパクトな梱包を実現した点が成功の理由。たいていの自転車に簡単に取り付けることができ、なおかつ操作性に優れていたF型は、丸みをおびた鮮やかな赤色のエンジンカバーをもつことから、通称“赤カブ”として多くの大衆に親しまれた。

風倶楽部

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