ベンリィＣＳ50 / C50 /P25

ベンリィＣＳ50　1966

　スーパーカブと同じ基本ユニットを搭載するが、圧縮比やマフラー形状の違いで、高速域重視のセッティングが施されているのがＣＳ50の特徴。ツートンカラーのセミダブルシートやセミアップマフラーがスポーティさを強くアピールしている。

スーパーカブＣ50　1966

　マーケットの中心となる同モデルは、発売以来８年目にしてネーミングをＣ100からＣ50へと改め、ＯＨＣエンジンを新たに採用。これで排気量の区別も分かりやすくなった。Ｃ65と同様、大型のランプ類が装着されて安全性も高まっている。

リトルホンダＰ25　1966

　自転車感覚で乗れるところから、若者を中心に人気を得たモペット。シンプルながらも、ユニークなメカニズムと先進性は国外でも高く評価され、フランス映画にも登場するなど、ホンダらしい奇抜さとデザインセンスの良さが光った１台。エンジンはリジットマウントのリアホイールにコンパクトに装着され、始動はペダリングによって行われた。