HONDA ホンダRC145 (1962y)
本来の技術力の成果が発揮され、圧倒的な勝利(11 戦全勝) を記録。シリンダー中央に設けられたスーパー・ギアによるカムトレーンが新たに採用されている。2 気筒のパワーユニットを持つGPレーサーとしては最期のモデルで、以後はRC146(1963y)~2RC146まで4気筒。RC148/RC149 では5 気筒が採用されている。出力は24hp/14,000rpmと2RC143を僅かに上回っている。が、ブレーキ性能の向上が効果を得ている根本の原因とも言われている。パワーバランスのとれたフレーム、サスペンションで評価の高いモデル。
SPECIFICATION
RC145
エンジン:前傾並列2気筒
排気量:124.6cc
ボア&ストローク:44×41mm
圧縮比:10.5
バルブ方式:4バルブ
機関駆動方式:ギア駆動OHツインカム
点火方式:マグネット点火
気化器:ピストンバルブ方式
最高出力:24ps/14,000rpm以上
最高回転数:18,000rpm
潤滑方式:ウエットサンプ方式
クラッチ:乾式多板
変速機:常時噛合6段
タイヤサイズ:F/2.50-18 R/2.50-18
ブレーキ:F/ツインブレーキ・シングルカム
R/2連カム
懸架装置:F/テレスコピック R/スイングアーム
車両重量:103kg
最高速度:180km/h以上
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