HONDA ホンダRC166 (1966y)
250cc6気筒のパワーユニットを成功に導いたのは、勿論ホンダ技術陣の努力でもあった。
が、偉大なレーシングライダー/ マイク・ヘイルウッドの業績と功労も忘れてはならない。
名門MVアグスタを去り、完璧とも言い切れないホンダ250cc シックスを駆ることは、大いなる勇断だったと言える。'66 年のGPが開始されると、3RC165が投入される。スペインGPを皮切りにフィンランドGPまで8 連勝と圧勝。8月のマン島TTからRC166 の投入が行われ、続くイアタリアGPにも連勝。終に、11戦中10勝を挙げてこの年のタイトルを制した。パワーユニットは、ボア・ストロークをRC165からの39mm×34.8mmを継承。バルブ径をRC165 の吸気16mm×2 →16.5mmと拡大。排気側を14.5mm×2 →14mm×2 と縮小。12:1の圧縮比から最高出力60ps/18,000rpm以上を発生させている。車重は250cc クラス最軽量の112kg 。1967年は、ボア・ストロークを17.5mm×14.5mmとした改良型RC166 を駆ってGPを連覇。だが、この年を最期にホンダのGPでの軌跡は途絶えた。それは又、一つの伝説の誕生を記す痕跡となった。
HONDA RC166 1966
エンジン形式:前傾並列6気筒
排気量:249.43cc
ボア&ストローク:39×34.8mm
圧縮比:12:1
バルブ方式:4バルブ
機関駆動方式:ギア駆動DOHC
点火方式:マグネット点火
気化器:フラットバルブ方式
最高出力:60ps以上/18000rpm
潤滑方式:ウエットサンプ
クラッチ形式:乾式多板
変速機形式:常時噛合7段
最高速度:240km/h以上
車両総重量:112kg
タイヤサイズ:F2.75-19 R3.25-18
ブレーキ方式:F W2リーディング R 2リーディング
懸架方式:F テレスコピック R スイングアーム
SPECIFICATION
RC166/1967
エンジン:前傾並列6気筒
排気量: 249.3cc
ボア&ストローク:39×34.8mm
圧縮比:12.0
バルブ方式:4バルブ
機関駆動方式:ギア駆動 DOHC
点火方式:マグネット点火
気化器:フラットバルブ
最高出力:60ps以上/18,000rpm
最高回転数:…
潤滑方式:ウエットサンプ
クラッチ:乾式多板
変速機:常時噛合7段
タイヤサイズ:F/3.00-18 R/3.25-18
ブレーキ:F/W2リーディング式
R/2リーディング式
懸架装置:F/テレスコピック R/スイングアーム
車両重量:114kg
最高速度:240km/h以上
0コメント