バイアルスTL125 1973
量産車として初のトライアル専用モデル。SL125のエンジンをベースに、圧縮比を下げて最高出力を4psダウン。その分、最大トルクを超低速寄りの4、000rpmで発生させるなど、アクセルワークに敏速な反応を示すパワー特性を実現。“トライアルの神様”と言われたサミー・ミラーが開発に加わり、その特徴がフレームデザインに残る。
エルシノアMT125 1973
2サイクルの世界では遅れをとっていたホンダだが、市販レーサーCRの開発により可能となった、ホンダ初の2サイクルオフロードモデル。重量面で不利な4サイクルユニットを搭載するSL系で苦労したオーバーウエイト問題もクリアし、96kgの乾燥重量を実現。ライバル車と肩を並べる最高出力13psも、申し分のないスペックだった。
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