GB500T.T. 1985
'60年代にホンダが大活躍したマン島T.T.レースのロードレーサーを彷彿させるスタイ
ルに仕上げたビッグシングル・スポーツ。えぐりの深いタンクはニーグリップしやすく、
ライディングポジションもしっくり決まる。スウェード加工のシングルシートや随所に施
されたアルミのバフ仕上げなど、魅せるためのイクイップメントも充実。T.T.はツーリス
ト・トロフィーの略。
GB400T.T. 1985
XRベースのOHC単気筒エンジンを、新開発のセミダブルクレードルに搭載。2into
1のマフラーで足元はスッキリ。その低く太いエキゾーストサウンドに惚れ込んだライダ
ーも少なくない。シックな趣と調和した落ち着きのあるハンドリングと、爆発的な加速力
を持ったエンジン。スポーティな走りはもちろん、街をジェントルに走ってもサマになる
バイクだった。古典的なスタイルながら、始動はセル/キック併用式を採用している。
GB400T.T. Mk・
シンプルなGB400T.T.に、ロケットカウル、シングシートを装着したバリエーション
モデル。頭でっかちな印象は否めないが、ウインドプロテクション効果による高速での快
適性は高級ツアラー並み。GB500T.T.と同様、タンデムステップを装備しない完全1人
乗り仕様ということもあり、万人ウケするバイクではなかったが、アダルトライダーを中
心としたマニアックなライダーに評価された。
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