VFR400R 1987
フルモデルチェンジと言ってもいいほどの変更が加えられた、VFR400Rの'87年モデル。いちばん目を引くのが、耐久レーサーと同様のプロアームを投入したことだ。残念ながらセンターロック方式ではなかったが、変更されたホイールデザインとあわせ、レーシングイメージは大幅にアップした。エンジンはキャブやバルブ径を変更し、ステンレスの極太サイレンサーを採用したことで、トルクとピックアップがさらに改善されている。
VFR400Rロスマンズカラー 1987
さまざまなレースシーンで活躍していた、チームロスマンズホンダのワークスカラーをまとった、レプリカ度満点のモデル。400cc最強と絶賛された走りの鋭さやメカの充実度、存在感の高さはベースマシンのVFR400Rとまったく同じだ。カラーリングはノーマル仕様より1万円高と、イメージアップを考えれば非常にお買い得だった。
VFR400Z 1987
VFR400Rはプロアーム仕様になったが、デュアルヘッドライトを採用するVFR400Zは従来型のスイングアームのままだ。マフラーも従来同様黒塗りのダウンタイプだが、エンジン内部はVFR400Rと同様の改良を受け、トルク特性が大幅に改善されている。存在感抜群のスタイリングにはほとんど手が入れられず、カラーリングの変更と黒塗りのホイールで、凄味をいっそう増している。
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