GL1500GOLDWING SE 1996

GL1500GOLDWING SE/ASPENCADE

 キング・オブ・ザ・ロードと呼ぶに相応しい風格と、スームーズでどの回転域からもトルクあふれるパワーフィールが魅力。高速道路の二人乗りが認められるようになったら、真っ先に走らせたいモデルだ。水平対抗の6気筒エンジンは、15.2kg-m/4,000rpmという最大級のトルクを発生。ゴールドウィングならではと支持を得るだけの特筆される出力特性を誇っている。SEやアスペンケイド共に372/370kgと並大抵の重量ではなく、スタート時に掛かる負担は相当のものがある。これを気持ち好く走らせるにはテクニックばかりに頼っている訳にもいかない。動力性能に負うところも大いに歓迎といったところ。電動式のリバースギアもなかなかに役立つ。'96年モデルは、フロントマスクのスクリーン下部をクローム張りに、又、トランクモールディングを追加して高級感を更に際だたせている。これは、昨年の20周年記念車に採用されたもの。シート高も昨年型を引き継いだものとしている。アスペンケイドは、車体色をこれまで通りの「パールシエラグリーン」。SEには新色の「パールグラシエールホワイト」を加え3カラーのバリエーションが揃っている。赤ベースの「キャンディスペクトラレッド」は迫力ものだった。

エンジン:水冷4サイクルSOHC2バルブ水平対抗6気筒 排気量:1,520.3cc ボア&ストローク:71×64mm 圧縮比:9.8:1 最高出力:100ps/5,200rpm 最大トルク:15.3kg-m/4,000rpm キャブレター:CV型φ33mm 始動:セル 変速:5速 全長:2,615 全幅:955 全高:1,495 軸距:1,690 シート高:765 地上高:115mm 乾燥重量:373/370kg サスペンション:F・φ41mmエアアシスト付き(アクスルトラベル140mm)R・(アクスルトラベル105mm) ブレーキ:F・296mmデュアル R・316mmシングル タイヤ:F・130/70-18 R・160/80-16[輸出仕様]

風倶楽部

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