KAWASAKI KV75/KM90 1977

KAWASAKI KV75 1977

　“ダイナマイト”の愛称で親しまれていた輸出用レジャ−モデルを国内向けにリリ−ス。ハンドルの折りたたみを可能にして、密閉式のガソリンコックを装着。クルマのトランクへの積載も可能としている。輸出向けには、'76 年を最期にしているが、シ−トとサイドカバ−を変更しただけで、その他の使用は殆ど同じ。やや出力を高めて(4.2→4.3ps 、0.57→0.59kg-m) のデビュ−だった。ホンダのダックスやモンキ−、ヤマハのGRやGT50、スズキのバンバンと言ったレジャ−モデルが目白押しの時代だっただけに、性能は負けず劣らずのピカいちモデル。

KAWASAKI KM90

　 197790SS(1975y) のパワ−ユニットをそのままに、コンパクトなミニバイクのサイズに収めたモデル。1968y にデビュ−した90SS以来、カワサキの90ccモデルは125cc クラスにも迫る性能で、クラスにあって最高のスペックデ−タ−を誇っていた。10PSのリジナルデ−タ−から6.6ps にデチュ−ンされているとは言え、ミニバイクのジャンルとして捉えればかなりのハイポテンシャル。サスペンション性能も高く、0N&OFFを縦横無尽に駆け回る。ダブルクレ−ドルフレ−ムも強靱で剛性感も思いのほか高い。ミニバイクレ−ス圧勝マシン。