KAWASAKI Z200 1977

KAWASAKI Z200 1977

 非常に良くできたモデルである。"Zシリ−ズ" で最小の排気量。どちらかと言えばオ−ソドックスなスタイリングと、必要以上のパワ−を与えない、実用モデルとしての割り切りを持たせている。しかしながら、当時としては未だヤマハSR400&500(1978y)がデビュ−する前で、4サイクル単気筒としては最大排気量。セル&キック併用の始動の容易さもあって、失礼ながら予想以上の人気を得ていた。ボア・ストロ−クは66×58mmのオ−バ−スクエア−。ボアはZ1、ストロ−クはZ2の設定。クランクはZ750four同様に組立式。出力特性はいたってフラット。1 →4 速をクロスレシオとした 5速ミッションはとにかく使い易い。高回転型ではないが、レッドゾ−ン9000rpm付近までまわせば、1速:速35km/h、2速:55km/h、3速:70km/h、4速:90km/h、5速:130km/h が可能。乾燥重量126kg の軽量な車体のヒラリ感で、街中では活発な動きができる。超好燃費(市街地で35km/ h以上)と9.3 ℓの燃料タンク容量でツ−リングでは意外な強みも発揮する。

風倶楽部

バイク全般のヒストリーが中心となります。バイク好きの人たちが気軽に閲覧できるようにオープンな状態を保っていきたいと願っています。アメブロに掲載してきた記事が多くはなりますが、補足を加えていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000