ベンリイJC56 1956
同年11月に発表されたベンリイJCは、EJと同様、リアショックを一新すると共に、フロントサスにアールズフォークを採用しての登場。このニュータイプのフロントサスは、もともとマン島用に開発されたもので、ドリームSAと同型のプレスバックボーンフレームと相まって、安定した乗り心地で人気を集めた。
ベンリイJC57 1956
好評を博したJC56の継続モデル。車体を中心とする基本ユニットに変更は見られないが、エンジン細部の見直しにより、最高出力を7ps→8psまで、一気に120%アップ。最高速100km/hをマークするなど、走りにさらに磨きがかかった。
ベンリイJC58 1957
JC57の継続モデル。OHVのエンジンに変更はないが、最高出力を8ps→9.5psまでさらにパワーアップ。また、外観上ではJC57のアールズフォークからオイルダンパー付きのボトムリンク式に変更。このシステムは、浅間レースで活躍したレーサーからのフィードバックで、高速走行時の安定性をより向上させている。
0コメント