ドリームCB250/350/CD250 1968

ドリームCB250 1968

 '61年の登場から8年間続いたCB72の継続モデルとしてデビュー。CB72では一体化されていたヘッドは、CB250ではカムシャフト部分がカムケースに収められ、耐久性を向上。ビッグバルブ化やショートストローク化が図られたパワーユニットは、10,500回転で30psを発生。高回転型の出力特性が与えられたツインエンジンは、シングルクレードルタイプのフレームに垂直にマウントされるなど、外観的にも大きく変更を受けた。姉妹車として、ツートンカラーのタンクや独立2連メーターを装備したCB250EXもあった。


ドリームCB350 1968

 CB77に代わるスポーツモデルとして登場。305ccのOHC2気筒エンジンは、直立型となり、5速トランスミッションを装備。また、可変ベンチュリー式ツインキャブの採用などにより、パワーアップが図られ、リッター当たり120ps近くを出す高性能車に生まれ変わった。


ドリームCD250 1968

 CB250をベースにしたビジネスモデル。基本構成はCBと共通だが、分割式シートのリア側に頑丈なキャリアを装備。また、その性格上、ミッションはロータリー式4速を採用。パワーを抑えた分、中低速域での扱いやすさを重視することで、ビジネスライクな使用に対応していた。

風倶楽部

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