ベンリ− CB125JX 1975
125cc クラス唯一の4 サイクル・ロ−ドスポ−ツモデル。新設計になったエンジンユニットは、CB125S(1970y) のボアを僅か(+0.5mm)拡大、フルスケ−ル124cc とマイナ−チェンジ前よりも1cc アップが図られている。シリンダ−ヘッドは全面的な改良を受け、吸排気面での効率はかなり効果を上げている。出力はプラス 2ps増加、より高回転型のエンジンに成った。フロントフォ−クをインナ−・チュ−ブタイプとし軽快感を高めると共に、車体に低重心化を図り、デメンションにも変更を与えている。最高速度はプラス10km/hアップ。性能向上大。HONDA ホンダドリ−ムCB550four-㈼ 1975 CB500four(1971y)→550four(1974y)へとボアアップ、既に完成の域に・・と思いきや、再度、外観のイメ−ジを変更、CB400four(1974y.12) に似た近代化が図られた。前後フェンダ−は短くカット、4into1の集合管と長めになったタンク、シ−トは浅めにフ−トレストは5mm 後退、チェンジ&ブレ−キペダルも短めに等、スポ−ティ−な印象が高められた。元来、静かであった排気音は、集合管により更に効果を上げ、物足りない印象さえも受ける。スロットル・リンケ−ジのリタ−ン・スプリングの位置を変更する等、細部も改良。
ベンリ−CB125T 1977
125cc クラスに2 タイプのCBをラインナップするホンダ。CB125JX(1975y)のシングル・ユニットに対抗して、超高回転型のツイン・ユニットを新開発した。'72 年に発売していた2 気筒のCB125JX と同寸のボア&ストロ−ク値、圧縮比も同じくしながら、14ps/10,500 rpm →16ps/11,500rpmと出力を高められ、ユニット自体もコンパクトにまとめられている。重量的には、シングル・ユニットの125JX にプラス20kgとハンデもあるが、レッドゾ−ンを12,000rpm に設定され、尚も13,000rpm を超える回転上昇をみせるフィ−リングは魅力。
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