KAWASAKI 500SS MACH-III/650W1SA 1971

KAWASAKI 500SS MACH-III 1971

 1971年3月、タンクサイドにステッカ−式のボカシ・パタ−ンを採用。ヨ−ロッパ仕様

は一文字ハンドルで、キャブレタ−のセッティングにも変更が加えられている。2次減速

比は、エンジン側スプロケットがアメリカ15、ヨ−ロッパ16。ヘッドライトにも違いがあり、

ヨ−ロッパ向けにはパ−キングランプ、一部フランス向けにはヨ−ソ球付きもあった。'71

年12月には、HIA →H1B にタイプ変更。タンクにレインボ−カラ−のグラフィックを採用

した72年モデルが発売される。フロントにH2(1971y.11)同様のシングルディスクを採用。


KAWASAKI 650W1SA 1971

 W1S(1968y)に継ぐマイナ−チェンジが図られる。既に“ナナハン”の時代を迎え、「ダ

ブワン」販売にも陰りが見える様になっていた。次期モデル(750RS) への継投の意味合い

を持ったこのマイナ−チェンジが、W1に再び活性化をもたらす事を、営業サイドは誰も予

測出来なかったと言う。この人気の要となったのは、左チェンジ・右ブレ−キの機構変更

と1ダウン3アップのシフトパタ−ンの改良だった。拘りを払い去り、時代の流れにフィ

ットした「ダブワン」。若年層にも受け入れられてのヒットとなった。

風倶楽部

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