KAWASAKI 250SS MACH-I 1972-1974

KAWASAKI 250SS MACH-I 1972

 マッハシリ−ズ第4弾。最後発の末っ子モデル。3ポイント式のバッテリ−点火はMACH-II 350SS と同じ。500SS/750SS はマグネト−式のCDI 点火。350SS のリッタ−130ps に対し、250SS は同等のリッタ−128ps を稼ぎ出している。勿論クラス最高の出力を発生。マッハシリ−ズに恥じないパフォ−マンスを持っている。低回転域では眠り気味のパワ−も、7,000rpmを越えてからはレ−シングマシン並のレスポンスを示す。フレ−ムはガッチリとした剛性感を持つダブルクレ−ドル。始動性はいいが、キックがプライマリ−でない。


KAWASAKI カワサキ250SS 1974

 デビュ−(1972y.2) 以来、初のマイナ−チェンジが図られる。外観面では、タンク、シ−ト、シ−トカウルのデザイン変更の他、リアのプレス・フェンダ−の追加が行われる。ディメンションは、全長15mm延長/全幅20mm拡大/全高変わらず/軸距は45mm延長と、操縦安定性が図られ、これに伴い出力が4ps ダウンの設定を受ける。重量が6kg アップしたことを考え合わせると、ややイメ−ジダウンは免れない。ライバルモデルのヤマハRD250やスズキGT250 の30ps勢は、ディスクブレ−キを既に装備。MACH-I の巻き返しに期待された。

風倶楽部

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